今回はLPICレベル2 201試験のキャパシティプランニングの範囲で登場するツールを紹介します。
リソース監視ツール
コマンドでもリソースの監視は可能ですが、ツールを使うとブラウザで効率よく監視を行うことができます。
collectd
システムの各種情報を定期的に収集するデーモンです。様々なプラグインが用意されており、多くの情報の収集が可能です。
- CPU使用率
- システムの温度やファンの速度
- プロセスの実行状況
- ネットワークトラフィック・レイテンシ
- スワップ状況
- ユーザのログイン状況
Nagios
システム監視およびネットワーク監視を行うオープンソースのアプリケーションです。以下のような機能を備えています。
- HTTP、SMTPなどのネットワークサービスの監視
- CPU、ディスク使用率等のシステムリソースの監視
- Webインターフェース
- メール、SNSでのユーザー通知機能
- ログファイルの自動ローテーション
- ホストを階層構造で定義可能
MRTG、Cacti
ルータなどのネットワーク機器でのトラフィック量をグラフ化するツールです。Webブラウザでグラフを確認可能です。
Icinga2
Nagiosのプラグインが利用できる統合監視ツールです。
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